概要
ジャンル:ミステリー×ノベル
総プレイ時間:6時間くらい
ターゲット:アリスの世界観が好きでミステリーやアクションやアドベンチャーなど色々楽しみたい方
このゲームのあらすじ
この世界には〈魔道具〉と呼ばれる不思議な道具達が存在する。
父親を亡くした記憶喪失の少女、アーリィ・キャロルは魔道具と話せるという特殊能力を持つラビ・ホワイトに拾われ、このイギリスのロンドンにある魔道具を管理する骨董屋、〈アンティーク・ワンダーランド〉で働く事となる。
これは〈魔道具〉にまつわる、謎と記憶の物語。
評価
難易度:★★☆☆☆
ユーザーフレンドリー:★★★★☆
おすすめ度:★★★☆☆
まず大前提として筆者はアリスの世界には全然詳しくないが、ミステリーノベルということで推理要素に期待してプレイ。期待通り推理要素は最初の方にこそあれど後半にかけてほぼなくなり、後半はアクション要素が色濃くなってくる。なので「推理ものだ~!」とそれだけを期待すると途中から「思ってたのと違う…」となってしまうだろう。しかもファンタジーな世界観なのでガチの推理(現実的)というわけではないことも事前に理解しておく必要がある。だが特殊アイテムを使った推理もまた面白かった。
登場人物がかなり多いが、アリスの世界観を理解していればきっともっと興奮出来たのだろうなと思う。筆者は全然分からないので最終話まであまり各キャラの個性を理解できず終わった。
世界観が確立されているのでストーリー中盤くらいまでは没入して色々なミニゲームを楽しんだのだが、後半になると仕方ないのだろうが「ノベル」が沢山押し寄せて、ゲームをしてるぞ!と言うよりも小説を読んでいるぞ!の方が強くなってしまい、ゲームの中のテンションについて行けず完全に置いてけぼりになった。最後のゲームもごり押しであまりルールも理解できないままだったが、全体を通せばミニゲームの量がかなり豊富で、難易度も優しめだったのでゲーム初心者には安心だろう。
展開に関して言えば特に意外性もなかったが、とあるキャラクターに隠された秘密にはびっくりさせられたし、その関係性もグッとくるものがあった。
全体的には尻すぼみとなった形でゲームを終わったのだが、オープニング映像やイラストの美しさ、一枚絵の多さがとても良かった。あと、分岐点ではセーブをちょいちょい挟んでくれたと思うのでそこが親切だなと思った。
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