概要
ジャンル:謎解き×脱出
総プレイ時間:1時間
ターゲット:アクション要素のある脱出ゲームがしたい人
このゲームのあらすじ
私立脳筋高校(しりつのうきんこうこう)野球部・連田 抜斗(れんだ ばつと)は野球に情熱をかける高校2年生。
しかし、今まで試合に1度も勝てたことがなく悩んでいた。
そんなある日、目が覚めたら謎の施設に閉じ込められていて…!?
前半:脱出アドベンチャー、後半:野球試合シミュレーションとなっております。
※試合パートで動作が固まる時が極まれにあるようです。試合パート開始前にセーブしておくことをオススメします。
評価
難易度:★★★☆☆
ユーザーフレンドリー:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★
昨日別のゲームを紹介したばかりのゆうれい氏の作品。個人的な話になるが、このゲームがゆうれい氏の作品を知るきっかけとなった。まず前半部分が謎解き脱出パートで、後半…というかほとんど最後の方だけが野球シミュレーションになっている。野球シミュレーションがノベルゲームで出来る時点で凄いのだが。謎解きの概念がこのゲームにおいてはちょっと他とは違っていて、そこが魅力的な部分である。そう、主人公が「脳筋」なのだ。なので謎解きにおいてもとりあえず「殴る」という選択肢が必ずと言っていいほどある。そして本当に殴ることによって解決できることもある。「えっ?なぞ解きなのに頭使わないの?拳で謎解いちゃうの?」って最初は思ったけれど、そこが面白いのだ。頭の体操と見せかけて体を動かす謎もあり、実に「脳筋」って感じがする。野球を使った謎が多く、でも野球に詳しくない筆者でも解くことが出来た。難易度は★3つ。ヒントも貰えるのでユーザーフレンドリーは★4つ。ヒント貰っても分からない問題が1つだけあったが、結果的には解決できた。そして最後の最後野球シミュレーションが始まる。これもまたタイミングゲーで楽しい。がっつり楽しむことが出来る。プレイヤーも脳筋であるべきで、そして頭もフル回転させられる良きゲームだった。これはぜひプレイして欲しい。