概要
ジャンル：サスペンス×ミステリー
総プレイ時間：２時間
ターゲット：オカルトな現象が許せる（犯人の犯行とかは別にオカルトではない）サスペンス物が好きな人
このゲームのあらすじ
亡き父の後を継ぎ、探偵になった主人公・黒崎まこと。
しかし、探偵デビュー初日に、黒崎まことは何者かに襲われ意識を失う。
このまま死ぬと思われたが—―
なんと彼女の魂は幽体離脱をしていた。
黒崎まことは、この幽体離脱を利用し、自身を襲った犯人を追う。
しかし、その追求の果てに、彼女は「最悪な真実」と出会う事になる・・・
評価
難易度：★★☆☆☆
ユーザーフレンドリー：★★★★☆
おすすめ度：★★★☆☆
このゲームは前作の
誰ガ私ヲ殺シタの？というゲームを制作した作者さんの作品で、こちらの作品もまた幽体となって事件を解決するゲームとなっている。前作と異なるのは、今回の主人公が「探偵」であると言うこと。
事件解決をするため、なぜ自分の命が狙われたのかを知る為、父がなぜ殺されたのか…いろいろな謎の真実を求めて幽体離脱を繰り返すギミックが楽しく、つい夢中になって最後までプレイをしてしまった。
最終的にはどんなヤバいことが待っているのだろうかと思ったのだが、想像の範囲内を越えない展開であったことと、それ以上に誤字や脱字、「ら」抜き言葉が多いことが気になってしまい、頭の中で流れていた音読がいちいち途切れる感覚に苛まれた。また、とある人物の悪い情報を手に入れているのにも関わらずその情報の記憶どこに行ったし…みたいなこともちらほらあったりしたので、そこが気になる点ではあった。他にも町の写真が使いまわされていて移動したのかどうかが分からなくなるのはちょっと困った部分ではあった。
だがしかし今作もまた霊体と実体、どちらも使い分けて調査をするギミックは実に楽しかったし、最終ステージではちょっと頭をひねる部分や伏線の回収もあったりで良かった。し、一度プレイしたことのある人向けにストーリーをスキップできる機能もあってユーザーフレンドリーが良いなという印象だった。相変わらずグラフィックは可愛いので主人公の容姿端麗さも一枚絵も楽しみの一つである。全体的にまだ粗が目立つ作品ではあったと思うが、次回作が登場したらまたプレイしてみたいなと思う。
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