概要
ジャンル：サスペンス
総プレイ時間：３時間
ターゲット：推理もの、サスペンス物が好きな人
このゲームのあらすじ
物語の舞台は地元では評判の県内有数の名門進学校。
ただ、あなたのクラスは問題児だらけで教職員も一癖ある人物ばかり。
昨年起きた『男性教師と女子生徒の心中事件』も暗い影を落としている。
そんな中、クラスの女子生徒が変わり果てた姿で見つかるのだった――。
評価
難易度：★☆☆☆☆
ユーザーフレンドリー：★★★☆☆
おすすめ度：★★★☆☆
以前レビューを書いたことのあるこちらの記事のゲームの制作サークルさんの作品ということで、
前回が色々と楽しかっただけに今回も期待してプレイに臨んだ。今作は選択肢もないということで、１本道でただ読むだけの最早グラフィック付き推理小説の様な感覚でプレイをしたわけだが、最初から最後まで目が離せない展開だった。詳しいことをここで書いてしまうとネタバレになってしまうので先にいくつか言わせて貰うと、このゲームは登場人物が結構多い。そして節ごとに出て来るキャラクターが異なっている為、おバカな筆者は人の名前を覚えるのに苦労した（と言うか最終的には全然覚えきれてなかった）ので、登場人物の名前は何となく把握しておいた方が良い。じゃないと都度都度○○って誰だっけ？状態になってしまう。（日を跨いでプレイしたのでもう最悪だった）それからゲーム実況者さんはクラシック音楽が流れる関係で権利の問題もあってyoutube的にはもしかしたら引っかかるかも知れないのでその辺も注意…かも。あとは性的描写が結構生々しかったことと、殺害の描写も割と事細かに描かれているのでそこも要注意。
小説みたいなゲームだからってサクサクサクサク読み飛ばしていると機微に気付けずにあの時あんな伏線が…！？ということに気が付けないかも知れないので、ゆっくり文章を噛み締めながら（？）プレイすることをおすすめする。そして随所で感じた違和感について、少し注意深く考えてみると面白いかも知れない。
と言うわけで長くなったが難易度はただ読むだけのゲームなので★１つ、ユーザーフレンドリーも、今回においてはオートセーブで特に何も困ることは無かったが、適当に読み飛ばしている人にはちょっと辛いところもあるかも？（基本的には昔のエピソードは何度も読める仕様だが）ということで★３つ、おすすめも、最初から最後まで気になる展開で何度も驚かされたしぜひとも最後まで遊んで欲しいのだが、どうしても…やっぱりどうしてもゲーム性を求めてしまう（ゲームだからゲームがしたいなっていう思いがどうしてもぬぐえない）ので★３つ。事前に選択肢は１つもないと言われて分かった上でプレイしたけれどもやっぱりゲームがしたいです…製作者さん。
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