【フリーゲーム】猫ノ目のような世界で

概要

概要

ジャンル：ファンタジー×切ない

総プレイ時間：３０分

ターゲット：日々に疲れを感じている人

このゲームのあらすじ

「この世界にボクはいらない」

ネコのような、鳥のような生き物「羽ネコ」は、
不思議な世界に佇んでいた。

…今にも溶けそうな月
…陶器でできた空飛ぶ鳥
…夕方なのか夜なのか分からない世界

犬のような生物に会い、
目のような模様の蝶に会い、
頭が機械の木に会い、
殻にとじこもるヤドカリに会うが、
誰もどこから来たのか、何をしていたのか分からないと言う。

「ボクは何のために生まれたのか」

「羽ネコ」が最後に見つけた「思い」は。

評価

難易度：★☆☆☆☆

ユーザーフレンドリー：★★★☆☆

おすすめ度：★★★★★

まず筆者がなぜこのゲームをプレイしたのか。このタイトル画面に写っている猫が気になったから。詰まらなそうならすぐにプレイを止めようと思っていたのだが、自分と言う存在が一体何なのか…謎が深すぎて最後までプレイしてしまった。基本的に選択肢を選ぶだけなので難易度は★１つ。ユーザーフレンドリーは別に普通なので★３つ。おすすめとしては、謎に包まれたこの生物の正体を探る為に色々な生き物と触れ合うのだが、その内にこの羽猫に感情移入してしまい、そして他の生物が抱いている思いや設定上の切なさを思うと何だか切なくて悲しくて涙が出て来てしまいそうなお話だった。その他の生物というのがまたそれぞれ深みがあってとても良い。日々の生活に疲れを感じている人にとっては、とても静かで、とても不思議で、切なくて泣ける…そんな時間を過ごせるゲームだと思った。なので★５つ。しんみりとした雰囲気となるゲームかも知れないが癒されることは間違いないだろう。言ってしまえば何となくプラネタリウムみたいなゲームだったなと思う。